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執筆者の写真小川澪月

線と言葉

ふたば書道会の科目である、大筆、仮名小筆、ペン字、筆ペン字。そのなかで、自分がなんとなく「好きではない」という理由で受講を先延ばしにしてきた科目がペン字。

ふたばの月を開講させて頂いたタイミングで、2年程前に受講を開始。もう、好きではないとは感じないけれど上手くはないとは感じている。

提出した作品が返却され、昇段して四段に。

作品に添えて頂いた本部のコメントに、

「張り詰めた緊張感のなかに・・・」とある。

私の線から感じとられてしまった驚き。

上手く書かなければ、この清書を成功させなければ、とガチガチに緊張して書いていた。

コメント後半に

「・・・品格あり」

相手からの言葉に励まされる。

小さな紙の線と言葉から気持ちは伝わり、動く。






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